コンテンツへスキップ

先住民族とは

先住民族とは、近代化によって一方的に土地を奪われ、虐殺や同化政策の犠牲となってきた人びとです。国連の推計では、80カ国以上に約 3億人以上の先住民族が生活しており、北米の『ネイティブ・アメリカン』、豪州の 『アボリジニ』をはじめ、日本にもアイヌ民族と沖縄・琉球民族が存在しています。こうした 先住民族の土地には、軍事基地や核実験場が建設され、森林の大規模伐採やダム開発での強制移住なども行われています。また、先住民族女性の貧困や子どもの教育の機会の少なさも問題となっています。 現在、自然と共生する文化をもつ先住民族とその権利回復への関心が国際的に高まっています。その権利を守ることは、軍事化や核汚染に反対し、地球環境と人権を守り、多様な文化をもつ国際社会を21世紀に作ることです。

 

国連先住民族問題に関する常設フォーラム(UNPFII)が「先住民族とは?」に関してまとめたファクトシートの仮訳を作成いたしました。詳しくはこちらから!